みなさん、こんにちは。田丸麻紀です。今回ご紹介するのは、取箸としてトングのように使う「古代箸(こだいばし)」です。お箸って、実は食事のアクセントになるんですよね。お洋服でいうと“小物”になるのかな。靴やピアスみたいな感じで、すごくセンスがあらわれる部分でもあると思うので、お箸にこだわりを持つのは、食事をする上で重要だなって最近特に感じています。
毎日使うものだから、機能性はもちろんデザイン性にもこだわりを
“使いやすくて、きれいで、丈夫”っていうことがお箸に求めるところかなと思うのですが。そこに少しデザイン性があると、食卓で毎回使うのがとても楽しみになりますよね。
箸蔵まつかんさんとの出会いは、ご紹介いただいたのがきっかけでした。お箸って毎日使うものなので、自分が納得するもの、使っていて心地良いと感じるものを使いたいなと思うので、こういう出会いは嬉しいことだなと思います。

鮮やかな朱赤が食卓のアクセントに。どんな食器や料理にもしっくり似合う佇まい
この古代箸は、細かいものを掴むときよりも、唐揚げやサラダなど、大皿からザクッと大きなものを取るときに重宝するんです。長さがしっかりあるせいか安定感があって使いやすいし、しっくりと手に馴染みます。デザインもほどよいんですよね。細かい細工やきれいな塗りが施されつつ、主張し過ぎていなくて、どんな食器やお食事にもうまく溶け合ってくれます。柄が入っているものなどもいろいろありますけど、お箸だけ主張が強すぎると食器とのコーディネートが難しくなっちゃうので。

左の2膳は「取箸 利休布衣(黒・朱)各1,836円/30cm」シュッとシャープなので、我が家では細かいものの取箸として活躍してくれています
ドーンと大皿に料理を盛って、取り分けて食べるときの必須アイテム
お友だちが遊びに来たときや、パーティーなど、取り分けていただくときに、これがあると本当に重宝します。それから、子どもに残さずごはんを食べてもらいたくて、以前は“子どもの食事をワンプレート方式にして全部を食べさせる”ということをやっていたんですけど、最近は日々忙しくなってきて、普段の食事のときも大皿に“ドーンドーンドーン”と盛り付けて「ここから取ってね」とすることが増えたので(笑)。“取箸”は、すっかり我が家のマストアイテムになっていますね。


長さは18㎝、24㎝、30㎝の3タイプ、デザインの違いも楽しめる。和食器だけではなく洋食器との相性も◎
田丸麻紀のこれが好き!